文京区内の虐待予防の市民ネットワークの名称が決まりました♪
- 2012.02.28 Tuesday
- 20:25
今日は久々にメンズデーなサロンです(*^_^*)
ITや仕事の話、時に卑猥な話(…というのは嘘です?)が飛び交っていて面白いです♪
さて、昨晩は文京区内の虐待予防の市民ネットワークの第3回ミーティングが行われました☆
私は進行などをおおせつかっていたのですが、
自転車で音羽に向かうはずが、なぜか九段下に向かってしまい、
15分も遅刻してしまいました。
(参加者の皆さん、申し訳ございませんでした★)
向かっている道中は、終わっていない他の業務も抱えての迷子だったので、
「通常事業に加え、虐待予防の地域ネットワーク作りは欲張りすぎているのかな〜」と迷いを感じましたが、
実際にミーティングを始めると、
文京区内で子育てをされている様々なパパ・ママ・お子さんと意見交換することができ、
やっぱり意義を感じました☆
そして、今回のミーティングにて、ついに名前が決まりました(●^o^●)
色々な候補が出た結果、お子さんたちも交えて多数決をした結果、
「with B」に決まりました☆☆
「一緒に」と、文京区のB・英語のbeがかかっています♪
今後開催する座談会は、「おしゃべりwith B」の予定です。
そんな「with B」が今度共催する、
3月24日(土)の「親子笑いヨガ&子育ておしゃべり会」☆
お近くの方はよろしければどうぞご参加ください(@^^)/~~~
私も結希と参加するのが、楽しみです♪♪
(写真は、咲ちゃんからの結希への誕生日プレゼント❤)
…ところで、以前A紙の記者さんからこのネットワークに関して、
お問い合わせいただいたのですが、
お電話番号を記録したメモを誤って破棄してしまい、ご連絡できなくなってしまいました(T_T)
大変申し訳ないのですが、もしこのサイトをご覧いただきましたら、
ご都合のいい時にご連絡いただけると幸いですm(__)m
さゆ
ITや仕事の話、時に卑猥な話(…というのは嘘です?)が飛び交っていて面白いです♪
さて、昨晩は文京区内の虐待予防の市民ネットワークの第3回ミーティングが行われました☆
私は進行などをおおせつかっていたのですが、
自転車で音羽に向かうはずが、なぜか九段下に向かってしまい、
15分も遅刻してしまいました。
(参加者の皆さん、申し訳ございませんでした★)
向かっている道中は、終わっていない他の業務も抱えての迷子だったので、
「通常事業に加え、虐待予防の地域ネットワーク作りは欲張りすぎているのかな〜」と迷いを感じましたが、
実際にミーティングを始めると、
文京区内で子育てをされている様々なパパ・ママ・お子さんと意見交換することができ、
やっぱり意義を感じました☆
そして、今回のミーティングにて、ついに名前が決まりました(●^o^●)
色々な候補が出た結果、お子さんたちも交えて多数決をした結果、
「with B」に決まりました☆☆
「一緒に」と、文京区のB・英語のbeがかかっています♪
今後開催する座談会は、「おしゃべりwith B」の予定です。
そんな「with B」が今度共催する、
3月24日(土)の「親子笑いヨガ&子育ておしゃべり会」☆
お近くの方はよろしければどうぞご参加ください(@^^)/~~~
私も結希と参加するのが、楽しみです♪♪
(写真は、咲ちゃんからの結希への誕生日プレゼント❤)
…ところで、以前A紙の記者さんからこのネットワークに関して、
お問い合わせいただいたのですが、
お電話番号を記録したメモを誤って破棄してしまい、ご連絡できなくなってしまいました(T_T)
大変申し訳ないのですが、もしこのサイトをご覧いただきましたら、
ご都合のいい時にご連絡いただけると幸いですm(__)m
さゆ
ファミリーソーシャルワーク研修会の報告(*^^)v
- 2012.02.27 Monday
- 11:01
アルバイトのゆかです(*^∀^*)まだまだ寒い日が続いていますね!先日、御茶ノ水駅から日向ぼっこまで歩いていたら、寒すぎて涙が出てしまいました(~o~)
2月12日(日)は、結希くん&Mつんさんのお誕生会をサロンで行いました♪
隆行さん特製のたこ焼きを食べたり、Mさんが焼いてくれたチーズケーキを食べたりしながら、ふたりをお祝い出来ました(^^)/ Mつんさんに、たこ焼きのひっくり返し棒を作っていただき、見た目・味共に上手に出来上がりました
(*^^)v
「ぼく、2歳になったよ♪」 by 結希
さて、13日(月)に、「平成23年度 ファミリーソーシャルワーク研修会」
(第1日目)にさゆりさんはシンポジストとして、私ゆかは聴講者として
参加しました。
まず、会の内容を報告させていただきます。
第1部は、
基調講義として宮島清先生(大学院准教授)から、「今日の子ども・家族問題と
ファミリーソーシャルワーク」というテーマの講義をお聞きしました。宮島先生は、子どもにとって「時間」とはどのくらい大事なものなのか、子どもの人生の連続性と社会的養護について、貧困・虐待をどう捉えるべきか、家族再統合・ ファミリーソーシャルワーカー(以下、FSW)などについて、お話いただきました。
第2部は、
「親子関係(家庭)の再構築支援」〜虐待の背景にある貧困問題・虐待の
再発防止について考える〜というテーマで、シンポジウムが行われました。
4人のシンポジストの方がいらっしゃり、桑原教修先生(児童養護施設長)、
谷本恭子先生(乳児院副施設長)、森脇晋先生(母子生活支援施設長)、そして
さゆりさんが壇上に座られ、コーディネーターの宮島先生の下で進行されました。
最初に、さゆりさんがお話されました。
ご両親がどのような方であったか、さゆりさんにとって施設での暮らしは、どのようなものであったのか、今回の研修会のためにお母様にお電話なさり、そこで話された内容、ご自身の子どもの頃の心情などについて、包み隠さず、お話されていました。また、FSWにとって大切なことは何かについても、お話されていました。
次に、桑原先生がお話されました。
支援者は親御さんに対し、子どもを愛おしく思えるように支援をすることが大切なこと、難しいかもしれないが、家族の可能性、将来を考えて支援してほしいことなどについてお話くださいました。
また、一つの事例を挙げられ、ある家族に対し、実際にどのような流れで支援が行われたかについてお話くださいました。
次に、谷本先生がお話されました。
乳児院は、どのようなことを行っているかということを、写真を交えながらご説明くださり、親子再構築のために、親御さんに代わって子どもの愛着形成を担い、育んだ愛着を親御さんへと繋げていく支援を行っていることについて、お話くださいました。
また、親御さんへの、自己肯定感を持てるような声掛けや支援の大切さについて、児童養護施設や里親家庭への移行について、施設移行後の子どもとの、乳児院の職員の関わり方などについても、お話くださいました。
最後に、森脇先生がお話されました。
母子生活支援施設について、どのような方が利用されているか、職員形態の現状、施設の設備の様子などを、図や写真をもとに、ご説明くださいました。
また、施設のメリット・デメリットについてや、事例をもとに、施設において
家族再統合の支援をどのように行ったかについてご説明くださいました。
4人の方のお話が終わり、最後にお一人ずつ、「親子の再統合」をテーマに、お話されました。
さゆりさんは、再統合における親と子のニーズの違いなどについて、桑原先生は、すべての子どもに家族があることや他機関との連携の現状などについて、谷本先生は、親子分離をした後、離れていても、親御さんが少しずつ力を溜めていくことも出来ることなどについて、お話くださいました。
森脇先生は、他機関との連携により、お互いにとってプラスになり、支援に厚みが出ることなどについてお話くださり、宮島先生が最後に、偏見をせず、子どもや親御さんの本当の姿をリアルに知ることの大切さや、社会的養護について、世の中に分かりやすく伝えていくことの大切さなどについて、お話くださいました。
4人のシンポジストの方と宮島先生によるお話の第1日目の研修会が、盛大な拍手をもとに幕を閉じました!とても勉強になり、考えさせられました。登壇者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
今回この研修会に参加させていただき、私の学んだこと・感じたこと・気づかされたことなどを以下に書かせていただきます。
宮島先生のお話の中で、
「児童福祉法」や「児童の権利に関する条約」に記載されている国や地方公共団体について、保護者とともに、保護者の“パートナー”として子どもを育成し、保護者が児童を養育することを、“応援”する存在であるとお話されていたことが、とても印象に残りました。国は保護者をパートナーとし、応援する立場として、支援をすることが大切さであると知ることが出来、考えさせられました。
児童養護施設に入所することにより、元々生活していた地域を離れ、別の地域で生活することになるなど、子どもたちの人生が分断させられている現実を知ることも出来ました。信頼できる人や仲間、地域、居場所の存在が、分断させられてしまうことは、その子にとって、とても大きく、影響を受けることだと考えさせられました。
家族の、24時間・1週間の生活や様子などを把握する必要性について、支援者の中には、その一部しか見られていない人もいるのではないかというお話をされていました。私も、相手のことを一部だけで判断してしまうことがあります。相手のことを、よく知ろうとすることを心がける必要があると思いました。
さゆりさんのお話の中で、
親にぶつけるべきものを、自分や他人にぶつけてしまう人がいるというお話がありました。このことに自分自身で気付くことは、その人にとって難しくもあり、大事でもあると思いました。気付いてもらえるよう、声をかけ、支えていく人の存在も必要だと思いました。
ファミリーソーシャルワーカー(以下、FSW)は、親御さんの心や痛み、ゆがみを理解し、整理することが大切だということをお話されていました。このことを、FSWだけでなく、私たち支援者は皆、常に意識する必要があると思いました。
桑原先生のお話の中で、
児童養護施設は、子どもを通して親御さんと繋がっているというお話がありました。職員の方々は、親御さんに対し、「これからは私たちが育てます」という姿勢で親子関係も断ち切ってしまうのではなく、子どもを養護するとともに、親御さんに、子どもを愛おしく思ってもらえるような支援を行うことの大切さを学びました。
事例を聞き、家族に対し、他の専門職の人からは、「しない方がいい」と言われたことでも、施設の職員の方たちで、子どもや親御さんにとって一番大切なことは何かを考え、自分たちの決めたことに自信を持って取り組む意思の強さを感じました。
谷本先生のお話の中で、
親御さんが、「誰も子どもへの愛を理解してくれない」と職員の方にお話されることがあるとお話されていました。そういった親御さんの存在を知ることが出来ました。自分の抱えている思いを、乳児院の職員の方にお話できる関係にあるということは、大切であり、必要性も感じました。
職員の方が、親御さんから信頼してもらえる、言いたいことを言える存在であるかということを、考える必要性についてお話されていました。信頼関係が築けたり、心が許せたり、自分の気持ちを伝えられたりする存在になることは、簡単に出来ることではなく、難しいことだと思います。
どうすればそういった存在になることが出来るかを日々考え、より良い関係性になるよう、努めていくことが必要だと思いました。
森脇先生のお話の中で、
母子生活支援施設のデメリットについて、同じ施設内の他の母親に関するクレームがあったとしても、個人情報の壁があって話せないこと、解決出来ないことがあるとお話されていました。このようなことがあることを、今まで考えたことがありませんでした。
施設を利用することは、自分たちの生活だけでなく、同じ施設の方たちとの折り合いや相性を考えたり、感じたりすることも必要だと知りました。児童養護施設でも、一緒に暮らしている職員や子どもとの関わりの難しさ、相性が合わないことがあったり、上下関係も存在したりしているのだろうと考えました。
最後にお一人ずつ、「親子の再統合」をテーマにお話されましたが、そのお話の感想も書かせていただきます。
さゆりさんのお話の中で、
隆行さんが児童養護施設入所中の小学生の時、児童養護施設から一時帰宅で家に帰り、施設に帰りたくないにもかかわらず、帰らざるをえなかったことがあり、中学入学と同時に家族再統合の話になったが、その時には家庭復帰したい気持ちはなかったという体験談がありました。
職員の方は、自分たちが行っていることが、本当に家族や子どものためになっているのか、時期やタイミングは合っているかということを、常に問う必要があると思いました。
桑原先生のお話の中で、
「すべての子どもに家族がある」とおっしゃっていました。この言葉が、とても印象に残りました。子どもは児童養護施設で生活し、親御さんと一緒に生活していないとしても、家族がいる子どももいるということを、改めて考えさせられました。
他機関の人から、「〜のことは、そちらがやってください」と言われ、ショックを受けたというお話がありました。大学の授業で、耳にたこができるほど、「他機関との連携は大事だ」と聞かされていましたが、現実を知った気がしました。
ですが、森脇先生のお話の中で、
他機関と連携することは、お互いにとってプラスになり、より厚みのある支援が出来ると思うとおっしゃっていました。実際に、「背景がよく分かったよ」という声があったことを話されており、「それは良かった」と思いました。現実はまだまだ厳しいかもしれないですが、これから連携体制がより整っていってほしいと思いました。
谷本先生のお話の中で、
親子が離れたくないと思っても、食事などの経済的な問題や生活環境、病気などで離れて暮らさなくてはならないことがあるというお話がありました。様々な理由で、社会的養護を利用する方たちがいらっしゃるのだろうと考えさせられました。
最後に話された、宮島先生のお話の中で、
家族や子どもの本当の姿を、リアルに知ることが大切であり、偏見はよくないというお話がありました。“本当の姿”を“リアル”に知るということは、なかなか難しいことかもしれません。ですが、それを知ることで、本当に良い支援が出来るのではないかと思いました。
知った上で、その人にはどのようなニーズがあり、どう支援していくべきなのかが見えてくるのではないかと考えました。
今回、研修会に参加させていただき、ここに書ききれない程、本当にたくさんのことを学ばせて頂き、考えさせられ、気付かされました。これから、自分自身考えるべきことや、理解していく必要がたくさんあることはありますが、ここで学んだことが、日向ぼっこでお仕事をさせていただく、いいきっかけとなりました。
日向ぼっこの愛される職員となるため、日々勉強していきながら頑張っていきたいです!
アルバイト ゆか
2月12日(日)は、結希くん&Mつんさんのお誕生会をサロンで行いました♪
隆行さん特製のたこ焼きを食べたり、Mさんが焼いてくれたチーズケーキを食べたりしながら、ふたりをお祝い出来ました(^^)/ Mつんさんに、たこ焼きのひっくり返し棒を作っていただき、見た目・味共に上手に出来上がりました
(*^^)v
「ぼく、2歳になったよ♪」 by 結希
さて、13日(月)に、「平成23年度 ファミリーソーシャルワーク研修会」
(第1日目)にさゆりさんはシンポジストとして、私ゆかは聴講者として
参加しました。
まず、会の内容を報告させていただきます。
第1部は、
基調講義として宮島清先生(大学院准教授)から、「今日の子ども・家族問題と
ファミリーソーシャルワーク」というテーマの講義をお聞きしました。宮島先生は、子どもにとって「時間」とはどのくらい大事なものなのか、子どもの人生の連続性と社会的養護について、貧困・虐待をどう捉えるべきか、家族再統合・ ファミリーソーシャルワーカー(以下、FSW)などについて、お話いただきました。
第2部は、
「親子関係(家庭)の再構築支援」〜虐待の背景にある貧困問題・虐待の
再発防止について考える〜というテーマで、シンポジウムが行われました。
4人のシンポジストの方がいらっしゃり、桑原教修先生(児童養護施設長)、
谷本恭子先生(乳児院副施設長)、森脇晋先生(母子生活支援施設長)、そして
さゆりさんが壇上に座られ、コーディネーターの宮島先生の下で進行されました。
最初に、さゆりさんがお話されました。
ご両親がどのような方であったか、さゆりさんにとって施設での暮らしは、どのようなものであったのか、今回の研修会のためにお母様にお電話なさり、そこで話された内容、ご自身の子どもの頃の心情などについて、包み隠さず、お話されていました。また、FSWにとって大切なことは何かについても、お話されていました。
次に、桑原先生がお話されました。
支援者は親御さんに対し、子どもを愛おしく思えるように支援をすることが大切なこと、難しいかもしれないが、家族の可能性、将来を考えて支援してほしいことなどについてお話くださいました。
また、一つの事例を挙げられ、ある家族に対し、実際にどのような流れで支援が行われたかについてお話くださいました。
次に、谷本先生がお話されました。
乳児院は、どのようなことを行っているかということを、写真を交えながらご説明くださり、親子再構築のために、親御さんに代わって子どもの愛着形成を担い、育んだ愛着を親御さんへと繋げていく支援を行っていることについて、お話くださいました。
また、親御さんへの、自己肯定感を持てるような声掛けや支援の大切さについて、児童養護施設や里親家庭への移行について、施設移行後の子どもとの、乳児院の職員の関わり方などについても、お話くださいました。
最後に、森脇先生がお話されました。
母子生活支援施設について、どのような方が利用されているか、職員形態の現状、施設の設備の様子などを、図や写真をもとに、ご説明くださいました。
また、施設のメリット・デメリットについてや、事例をもとに、施設において
家族再統合の支援をどのように行ったかについてご説明くださいました。
4人の方のお話が終わり、最後にお一人ずつ、「親子の再統合」をテーマに、お話されました。
さゆりさんは、再統合における親と子のニーズの違いなどについて、桑原先生は、すべての子どもに家族があることや他機関との連携の現状などについて、谷本先生は、親子分離をした後、離れていても、親御さんが少しずつ力を溜めていくことも出来ることなどについて、お話くださいました。
森脇先生は、他機関との連携により、お互いにとってプラスになり、支援に厚みが出ることなどについてお話くださり、宮島先生が最後に、偏見をせず、子どもや親御さんの本当の姿をリアルに知ることの大切さや、社会的養護について、世の中に分かりやすく伝えていくことの大切さなどについて、お話くださいました。
4人のシンポジストの方と宮島先生によるお話の第1日目の研修会が、盛大な拍手をもとに幕を閉じました!とても勉強になり、考えさせられました。登壇者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
今回この研修会に参加させていただき、私の学んだこと・感じたこと・気づかされたことなどを以下に書かせていただきます。
宮島先生のお話の中で、
「児童福祉法」や「児童の権利に関する条約」に記載されている国や地方公共団体について、保護者とともに、保護者の“パートナー”として子どもを育成し、保護者が児童を養育することを、“応援”する存在であるとお話されていたことが、とても印象に残りました。国は保護者をパートナーとし、応援する立場として、支援をすることが大切さであると知ることが出来、考えさせられました。
児童養護施設に入所することにより、元々生活していた地域を離れ、別の地域で生活することになるなど、子どもたちの人生が分断させられている現実を知ることも出来ました。信頼できる人や仲間、地域、居場所の存在が、分断させられてしまうことは、その子にとって、とても大きく、影響を受けることだと考えさせられました。
家族の、24時間・1週間の生活や様子などを把握する必要性について、支援者の中には、その一部しか見られていない人もいるのではないかというお話をされていました。私も、相手のことを一部だけで判断してしまうことがあります。相手のことを、よく知ろうとすることを心がける必要があると思いました。
さゆりさんのお話の中で、
親にぶつけるべきものを、自分や他人にぶつけてしまう人がいるというお話がありました。このことに自分自身で気付くことは、その人にとって難しくもあり、大事でもあると思いました。気付いてもらえるよう、声をかけ、支えていく人の存在も必要だと思いました。
ファミリーソーシャルワーカー(以下、FSW)は、親御さんの心や痛み、ゆがみを理解し、整理することが大切だということをお話されていました。このことを、FSWだけでなく、私たち支援者は皆、常に意識する必要があると思いました。
桑原先生のお話の中で、
児童養護施設は、子どもを通して親御さんと繋がっているというお話がありました。職員の方々は、親御さんに対し、「これからは私たちが育てます」という姿勢で親子関係も断ち切ってしまうのではなく、子どもを養護するとともに、親御さんに、子どもを愛おしく思ってもらえるような支援を行うことの大切さを学びました。
事例を聞き、家族に対し、他の専門職の人からは、「しない方がいい」と言われたことでも、施設の職員の方たちで、子どもや親御さんにとって一番大切なことは何かを考え、自分たちの決めたことに自信を持って取り組む意思の強さを感じました。
谷本先生のお話の中で、
親御さんが、「誰も子どもへの愛を理解してくれない」と職員の方にお話されることがあるとお話されていました。そういった親御さんの存在を知ることが出来ました。自分の抱えている思いを、乳児院の職員の方にお話できる関係にあるということは、大切であり、必要性も感じました。
職員の方が、親御さんから信頼してもらえる、言いたいことを言える存在であるかということを、考える必要性についてお話されていました。信頼関係が築けたり、心が許せたり、自分の気持ちを伝えられたりする存在になることは、簡単に出来ることではなく、難しいことだと思います。
どうすればそういった存在になることが出来るかを日々考え、より良い関係性になるよう、努めていくことが必要だと思いました。
森脇先生のお話の中で、
母子生活支援施設のデメリットについて、同じ施設内の他の母親に関するクレームがあったとしても、個人情報の壁があって話せないこと、解決出来ないことがあるとお話されていました。このようなことがあることを、今まで考えたことがありませんでした。
施設を利用することは、自分たちの生活だけでなく、同じ施設の方たちとの折り合いや相性を考えたり、感じたりすることも必要だと知りました。児童養護施設でも、一緒に暮らしている職員や子どもとの関わりの難しさ、相性が合わないことがあったり、上下関係も存在したりしているのだろうと考えました。
最後にお一人ずつ、「親子の再統合」をテーマにお話されましたが、そのお話の感想も書かせていただきます。
さゆりさんのお話の中で、
隆行さんが児童養護施設入所中の小学生の時、児童養護施設から一時帰宅で家に帰り、施設に帰りたくないにもかかわらず、帰らざるをえなかったことがあり、中学入学と同時に家族再統合の話になったが、その時には家庭復帰したい気持ちはなかったという体験談がありました。
職員の方は、自分たちが行っていることが、本当に家族や子どものためになっているのか、時期やタイミングは合っているかということを、常に問う必要があると思いました。
桑原先生のお話の中で、
「すべての子どもに家族がある」とおっしゃっていました。この言葉が、とても印象に残りました。子どもは児童養護施設で生活し、親御さんと一緒に生活していないとしても、家族がいる子どももいるということを、改めて考えさせられました。
他機関の人から、「〜のことは、そちらがやってください」と言われ、ショックを受けたというお話がありました。大学の授業で、耳にたこができるほど、「他機関との連携は大事だ」と聞かされていましたが、現実を知った気がしました。
ですが、森脇先生のお話の中で、
他機関と連携することは、お互いにとってプラスになり、より厚みのある支援が出来ると思うとおっしゃっていました。実際に、「背景がよく分かったよ」という声があったことを話されており、「それは良かった」と思いました。現実はまだまだ厳しいかもしれないですが、これから連携体制がより整っていってほしいと思いました。
谷本先生のお話の中で、
親子が離れたくないと思っても、食事などの経済的な問題や生活環境、病気などで離れて暮らさなくてはならないことがあるというお話がありました。様々な理由で、社会的養護を利用する方たちがいらっしゃるのだろうと考えさせられました。
最後に話された、宮島先生のお話の中で、
家族や子どもの本当の姿を、リアルに知ることが大切であり、偏見はよくないというお話がありました。“本当の姿”を“リアル”に知るということは、なかなか難しいことかもしれません。ですが、それを知ることで、本当に良い支援が出来るのではないかと思いました。
知った上で、その人にはどのようなニーズがあり、どう支援していくべきなのかが見えてくるのではないかと考えました。
今回、研修会に参加させていただき、ここに書ききれない程、本当にたくさんのことを学ばせて頂き、考えさせられ、気付かされました。これから、自分自身考えるべきことや、理解していく必要がたくさんあることはありますが、ここで学んだことが、日向ぼっこでお仕事をさせていただく、いいきっかけとなりました。
日向ぼっこの愛される職員となるため、日々勉強していきながら頑張っていきたいです!
アルバイト ゆか
学びの日々 (*^ ^)v
- 2012.02.14 Tuesday
- 18:46
2月2日(木)からアルバイトをさせていただいている、安田由香です♪
昨年12月6日(火)の日向ぼっこサロンのブログに、実習生として投稿させていただきました。
12月の実習を経て、いまは学生の身分のため、2月・3月にアルバイトとして働かせていただています。
4月から職員として働かせていただくので、たくさんのことを教えていただきながら、吸収しながら
日々励んでいます!!
12月の実習時から、みなさんが快く向かえ入れてくださり、とても楽しい日々を送らせていただいています。
さゆりさんのほんわかとした温かい笑顔や、来館者のみなさんの楽しそうなお姿を拝見し、まだ日が浅いですが、「やっぱりここは、自分と合っている」と思いました。
(この写真は、結希君&Mつんさんのお誕生会の写真です♪プレゼント喜んでくれたかな(^∀^)☆ )
楽しい中にもさゆりさんは、来館者の方とお電話でお話されたり、直接お話されたりしながら、“今すべきこと”や“こうしたら良いのではないか”ということを、その方と向き合われて、真剣にお話されている姿を拝見しました。何事も受け止めたり、許したりする訳ではなく、生きていく上で大切なことを、お伝えしていました。
もしかしたらそれを伝えることで、その方はさゆりさんを嫌に思われるかもしれません。
しかし、相手から嫌われない様にいい顔をしているだけでは、本当の良い関係にはなれず、上辺だけの関係になってしまうのではないかと考えました。
しっかりと向き合い、時にはぶつかることを通して、本気で自分のことを思ってくれていると伝わり、信頼関係も出来ていくのではないかと考えました。
私も少しずつ、その人にとって大切なことや必要なことは何かを理解していき、さゆりさんのように、みなさんと信頼関係を作っていきたいと思いました。私は、社会的養護の当事者ではありません。
その面で、来館者の方の気持ちを理解出来ないことがあるかもしれません。ただ、気持ちを受け止めようとする、理解しようとすることは出来ると思います。これから、難しいことにぶつかるかもしれませんが、日々前進しながら精一杯やっていきたいと思います。
来館者のMさんがさゆりさんのことを、「色んな話を聞いて、本当にお母さんだよ。」とおっしゃっていました。
その言葉を聞き、「本当にそうだな」と思いました。
日向ぼっこでは、恋愛や勉強、仕事、家族、夫婦、子ども、人生など色々な話をされていて、私も考えさせられたり、教えられたりしています。
アルバイトは始まったばかりですが、4月まで一日一日を大切に、過ごしていきたいと思います。
アルバイト 安田由香
昨年12月6日(火)の日向ぼっこサロンのブログに、実習生として投稿させていただきました。
12月の実習を経て、いまは学生の身分のため、2月・3月にアルバイトとして働かせていただています。
4月から職員として働かせていただくので、たくさんのことを教えていただきながら、吸収しながら
日々励んでいます!!
12月の実習時から、みなさんが快く向かえ入れてくださり、とても楽しい日々を送らせていただいています。
さゆりさんのほんわかとした温かい笑顔や、来館者のみなさんの楽しそうなお姿を拝見し、まだ日が浅いですが、「やっぱりここは、自分と合っている」と思いました。
(この写真は、結希君&Mつんさんのお誕生会の写真です♪プレゼント喜んでくれたかな(^∀^)☆ )
楽しい中にもさゆりさんは、来館者の方とお電話でお話されたり、直接お話されたりしながら、“今すべきこと”や“こうしたら良いのではないか”ということを、その方と向き合われて、真剣にお話されている姿を拝見しました。何事も受け止めたり、許したりする訳ではなく、生きていく上で大切なことを、お伝えしていました。
もしかしたらそれを伝えることで、その方はさゆりさんを嫌に思われるかもしれません。
しかし、相手から嫌われない様にいい顔をしているだけでは、本当の良い関係にはなれず、上辺だけの関係になってしまうのではないかと考えました。
しっかりと向き合い、時にはぶつかることを通して、本気で自分のことを思ってくれていると伝わり、信頼関係も出来ていくのではないかと考えました。
私も少しずつ、その人にとって大切なことや必要なことは何かを理解していき、さゆりさんのように、みなさんと信頼関係を作っていきたいと思いました。私は、社会的養護の当事者ではありません。
その面で、来館者の方の気持ちを理解出来ないことがあるかもしれません。ただ、気持ちを受け止めようとする、理解しようとすることは出来ると思います。これから、難しいことにぶつかるかもしれませんが、日々前進しながら精一杯やっていきたいと思います。
来館者のMさんがさゆりさんのことを、「色んな話を聞いて、本当にお母さんだよ。」とおっしゃっていました。
その言葉を聞き、「本当にそうだな」と思いました。
日向ぼっこでは、恋愛や勉強、仕事、家族、夫婦、子ども、人生など色々な話をされていて、私も考えさせられたり、教えられたりしています。
アルバイトは始まったばかりですが、4月まで一日一日を大切に、過ごしていきたいと思います。
アルバイト 安田由香
☆「所得連動返済型の無利子奨学金制度」のお知らせ☆
- 2012.02.03 Friday
- 12:45
大雪のピークを越えたようですね。
一昨日長野にお邪魔した時、道路脇の雪が20センチ程積もっていてワクワクしましたが、日常的に降雪がある地域の方はさぞ大変な思いをされているかと拝察します。
雪崩など大きな被害がないことを、ただただ願うばかりです(>_<)
さて、そんな寒い日が続いていますので、日向ぼっこサロンでは週に一度は鍋を囲んでいます♪
今日はM美ちゃんご提案の闇鍋★
実は日向ぼっこサロンでは初めてです。
具材がを包み隠すために、餃子の皮をたくさん買ってきました(^_^;)
また、リアル節分でもありますので、恵方巻きやお豆の準備もしています☆
ご来館いただく方はお楽しみに〜♪
ちなみに先週は、ニンニク鍋にしました!
鍋に入れたにんにくは、ホクホクして美味しかったです(*^_^*)
寒いシーズン、もう一つ忘れてはならないのは受験です。
受験生の皆さん、お疲れ様ですm(__)m
もう既にご存じの方も多いかと思いますが、
念のため、平成24年から開始される「所得連動返済型の無利子奨学金制度」についてご紹介させていただきます。
「平成24年度文部科学関係予算案について」の4ページ、
「○大学等奨学金事業の充実」に記載されています「所得連動返済型の無利子奨学金制度」。
貸与を受けた本人が低所得(原則年収300万円以下)である間は、返済猶予が続くという仕組みだそうです。
詳しくは、以下の通知をご覧ください。
独立行政法人日本学生支援機構奨学金事業における「所得連動返済型の無利子奨学金制度」の周知について(通知)
この通知の別紙2の説明会を経て、各都道府県や教育機関で通知がなされるようです。
学生支援機構さんのウェブサイトでは、
【高等学校卒業程度認定試験合格者、大学入学資格検定合格者】の方を対象とした案内をされています。
所得連動返済型の無利子奨学金制度について【高等学校卒業程度認定試験合格者、大学入学資格検定合格者】
「高認・大検以外の方は、在学する高校または出身高校等へお問合わせください。」だそうです。
(まだ説明会が行われていない地域もありますので、問い合わせるのはその地域の説明会後の方が賢明な気がします)
社会的養護の下から、大学などに進学をし、卒業するだけでも大変です。
特に、卒業をしたからと言って安定した収入を稼ぐことができる就職先が少ない時代です。
こういった制度ができたことを、まずは嬉しく受けとめますが…
本当は、教育の負の世代間連鎖を断ち、全ての人がフェアなスタートを切ることのできる高等教育の在り方を政治家や文科省・財務省の方々に英断していただきたいものです。
市民レベルでも、困っている学生さんたちの声を届けるべく「給付型奨学金の実現を求める共同声明」として昨年12月14日に文科省で記者会見が開かれましたが、集まってくださったマスコミの方はとても少なかったです。
「努力が足りない」などの理由だけでなく、社会の仕組みの中で、奮起したくても条件が整わない若者が大勢いるという現状に、もっと光があたって欲しいです。
…それとも、「そういった人は分相応に生きろ」ということなのでしょうか??
どんな家庭に生まれるかなんて、誰も選ぶことができないのに…
さゆ
一昨日長野にお邪魔した時、道路脇の雪が20センチ程積もっていてワクワクしましたが、日常的に降雪がある地域の方はさぞ大変な思いをされているかと拝察します。
雪崩など大きな被害がないことを、ただただ願うばかりです(>_<)
さて、そんな寒い日が続いていますので、日向ぼっこサロンでは週に一度は鍋を囲んでいます♪
今日はM美ちゃんご提案の闇鍋★
実は日向ぼっこサロンでは初めてです。
具材がを包み隠すために、餃子の皮をたくさん買ってきました(^_^;)
また、リアル節分でもありますので、恵方巻きやお豆の準備もしています☆
ご来館いただく方はお楽しみに〜♪
ちなみに先週は、ニンニク鍋にしました!
鍋に入れたにんにくは、ホクホクして美味しかったです(*^_^*)
寒いシーズン、もう一つ忘れてはならないのは受験です。
受験生の皆さん、お疲れ様ですm(__)m
もう既にご存じの方も多いかと思いますが、
念のため、平成24年から開始される「所得連動返済型の無利子奨学金制度」についてご紹介させていただきます。
「平成24年度文部科学関係予算案について」の4ページ、
「○大学等奨学金事業の充実」に記載されています「所得連動返済型の無利子奨学金制度」。
貸与を受けた本人が低所得(原則年収300万円以下)である間は、返済猶予が続くという仕組みだそうです。
詳しくは、以下の通知をご覧ください。
独立行政法人日本学生支援機構奨学金事業における「所得連動返済型の無利子奨学金制度」の周知について(通知)
この通知の別紙2の説明会を経て、各都道府県や教育機関で通知がなされるようです。
学生支援機構さんのウェブサイトでは、
【高等学校卒業程度認定試験合格者、大学入学資格検定合格者】の方を対象とした案内をされています。
所得連動返済型の無利子奨学金制度について【高等学校卒業程度認定試験合格者、大学入学資格検定合格者】
「高認・大検以外の方は、在学する高校または出身高校等へお問合わせください。」だそうです。
(まだ説明会が行われていない地域もありますので、問い合わせるのはその地域の説明会後の方が賢明な気がします)
社会的養護の下から、大学などに進学をし、卒業するだけでも大変です。
特に、卒業をしたからと言って安定した収入を稼ぐことができる就職先が少ない時代です。
こういった制度ができたことを、まずは嬉しく受けとめますが…
本当は、教育の負の世代間連鎖を断ち、全ての人がフェアなスタートを切ることのできる高等教育の在り方を政治家や文科省・財務省の方々に英断していただきたいものです。
市民レベルでも、困っている学生さんたちの声を届けるべく「給付型奨学金の実現を求める共同声明」として昨年12月14日に文科省で記者会見が開かれましたが、集まってくださったマスコミの方はとても少なかったです。
「努力が足りない」などの理由だけでなく、社会の仕組みの中で、奮起したくても条件が整わない若者が大勢いるという現状に、もっと光があたって欲しいです。
…それとも、「そういった人は分相応に生きろ」ということなのでしょうか??
どんな家庭に生まれるかなんて、誰も選ぶことができないのに…
さゆ