晩夏の風物詩?!「今年もとしまえんで行く夏を謳歌しよう!」
- 2010.09.30 Thursday
- 17:48
スッカリ寒くなってしまった頃に恐縮ですが、
9月5日に行ってきたとしまえんのご報告です(*^^)v
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:
毎年恒例となっている夏の大イベントの一つ。
「豊島園でプールと遊園地を楽しもう!」。
今年は9名で行ってきました。
スカッと晴れた当日、豊島園のプール最終日という事で人が溢れていました。
子どもと一緒という事で昨年見つけた日陰スポットを無事に確保。
早速このプールのために購入した首浮き輪を息子に装着させ、子ども用プールに。
・・・しかしまだ7ヶ月。
注射されても泣かない息子だったが、冷たいプールには号泣でした(汗)
もう少しお風呂で練習してから来年にまた挑戦したいと思います。
留守番組と遊ぶ組に別れてプールに向う。
競泳プールで競争したり、流れるプールで新しい泳ぎ方を開発したりと童心に戻って遊びました。
歳や立場を考えたりして、なかなか本当の自分を出せない毎日。
詰まった息が取れて、心も体も解放された気分でした。
そう思うと、いくつになっても子どもの心は無くしちゃいけないなと思います。
プール後は遊園地へ。
5歳になったM君に「お化け屋敷」へ誘われた。
「大丈夫かな?」なんて思いながらも、一緒にミステリーゾーンに並ぶ。
ちょうど僕たちの目の前に同じぐらいの男の子がお母さんと並んでいた。
「おばけなんか怖くないもんね〜」なんて話していたら、
前の男の子も「俺だって怖くないもん」と言い、
なぜかお互いで「キックだ」「パンチだ」でおばけ倒すと大盛り上がり。
しまいには「一緒に入ろうぜ」と強気の発言。
さすがに5歳二人は厳しいだろうと、大人と入らないといけないと言う理由を伝えて諦めてもらった。
さて、M君とミステリーゾーンに入る。
暗くなった辺りから口数が減り、
バーン!と言う音とお化けの映像で見事にノックダウン。
泣きながら僕の腕に隠れてしまった(汗)
なんとか最後まで行った所に先ほどの子とママが待っていてくれた。
お互い意気消沈した感じだったが、まだ一緒に遊ぼうと言ってくれた。
残念ながら僕たちの時間がなかったので、心苦しいがお別れをした。
帰宅後にM君のお母さんから電話で聞いた話では、
M君にとって今年の豊島園での一番の思い出はお化け屋敷だったそう。
怖い物への挑戦。
友達。
不安な時に守ってくれる存在。
負けてしまった悔しさ。
色んな事を経験出来たからこそ一番の思い出になったんじゃないかな。
僕も一つ大人になったM君を間近で見れて、
パパの予習をさせてもらった気分です。
来年はお化け屋敷も克服出来ている事を楽しみにしています。
9月5日に行ってきたとしまえんのご報告です(*^^)v
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:
毎年恒例となっている夏の大イベントの一つ。
「豊島園でプールと遊園地を楽しもう!」。
今年は9名で行ってきました。
スカッと晴れた当日、豊島園のプール最終日という事で人が溢れていました。
子どもと一緒という事で昨年見つけた日陰スポットを無事に確保。
早速このプールのために購入した首浮き輪を息子に装着させ、子ども用プールに。
・・・しかしまだ7ヶ月。
注射されても泣かない息子だったが、冷たいプールには号泣でした(汗)
もう少しお風呂で練習してから来年にまた挑戦したいと思います。
留守番組と遊ぶ組に別れてプールに向う。
競泳プールで競争したり、流れるプールで新しい泳ぎ方を開発したりと童心に戻って遊びました。
歳や立場を考えたりして、なかなか本当の自分を出せない毎日。
詰まった息が取れて、心も体も解放された気分でした。
そう思うと、いくつになっても子どもの心は無くしちゃいけないなと思います。
プール後は遊園地へ。
5歳になったM君に「お化け屋敷」へ誘われた。
「大丈夫かな?」なんて思いながらも、一緒にミステリーゾーンに並ぶ。
ちょうど僕たちの目の前に同じぐらいの男の子がお母さんと並んでいた。
「おばけなんか怖くないもんね〜」なんて話していたら、
前の男の子も「俺だって怖くないもん」と言い、
なぜかお互いで「キックだ」「パンチだ」でおばけ倒すと大盛り上がり。
しまいには「一緒に入ろうぜ」と強気の発言。
さすがに5歳二人は厳しいだろうと、大人と入らないといけないと言う理由を伝えて諦めてもらった。
さて、M君とミステリーゾーンに入る。
暗くなった辺りから口数が減り、
バーン!と言う音とお化けの映像で見事にノックダウン。
泣きながら僕の腕に隠れてしまった(汗)
なんとか最後まで行った所に先ほどの子とママが待っていてくれた。
お互い意気消沈した感じだったが、まだ一緒に遊ぼうと言ってくれた。
残念ながら僕たちの時間がなかったので、心苦しいがお別れをした。
帰宅後にM君のお母さんから電話で聞いた話では、
M君にとって今年の豊島園での一番の思い出はお化け屋敷だったそう。
怖い物への挑戦。
友達。
不安な時に守ってくれる存在。
負けてしまった悔しさ。
色んな事を経験出来たからこそ一番の思い出になったんじゃないかな。
僕も一つ大人になったM君を間近で見れて、
パパの予習をさせてもらった気分です。
来年はお化け屋敷も克服出来ている事を楽しみにしています。
感動!!ピアキャンプへ行ってきました!!〜後編〜
- 2010.09.27 Monday
- 12:51
2日目後半!
班活動から帰ってきて、
しばらく遊んだ後
プラネタリウムを観ました〜☆
歩きまわって疲労困憊だった永野は
前半早々に熟睡するという失態を…でも気持ちよかった(^_^;)
そして、いよいよ夜はキャンプファイアー!
急きょ、班で出し物をすることになり、
高校生たちと相談。
私は(適当に)自己紹介したらいいのでは…と提案したところ、
高校生から「それじゃつまんない!」との意見が!
そして、いろいろ話し合ううちに
「怖い話をしよう!」とまとまったのでした。
そして本番のキャンプファイアーでも
上手に怪談話を披露し、
高校生たちの企画力、実行力にとっても驚かされました\(^o^)/
その他の班も良く考えられた出し物が続き、
最後の班代表の挨拶では
他の施設の生活を知りたかった、
キャンプに来てよかった、
こんなに仲良くなれるなんて驚いた、
来年はスタッフで参加したい、
と堂々とした意見がだされました。
あっという間に3日目。
朝から既に名残おしい、別れたくない…というムードが漂っています。
最後のワークは、キャンプでの発見などを
まとめます。
ここでも高校生たちの嬉しい感想がきけて
いいキャンプだったな〜とふりかえりました。
3班はこんなふうに出来上がりました(;_;)☆
いよいよ別れの時。
それぞれの地域へ帰っていきます。
涙なみだの別れとなりました。
みんなにいいところがたくさんあり、
高校生の力を感じました。
次回は企画から高校生も一緒にできればな…と感じました。
それぞれの生活に戻り、
いろんなことを感じながら
幸せに生きていって欲しいと
思います。
その為にできることをしていこう!と決意を新たにするキャンプでした。
こどもっとの皆さま、
朝日厚生文化事業団の皆さま、
そして、参加してくれた高校生の皆さま
ありがとうございました(@^^)/~~~
班活動から帰ってきて、
しばらく遊んだ後
プラネタリウムを観ました〜☆
歩きまわって疲労困憊だった永野は
前半早々に熟睡するという失態を…でも気持ちよかった(^_^;)
そして、いよいよ夜はキャンプファイアー!
急きょ、班で出し物をすることになり、
高校生たちと相談。
私は(適当に)自己紹介したらいいのでは…と提案したところ、
高校生から「それじゃつまんない!」との意見が!
そして、いろいろ話し合ううちに
「怖い話をしよう!」とまとまったのでした。
そして本番のキャンプファイアーでも
上手に怪談話を披露し、
高校生たちの企画力、実行力にとっても驚かされました\(^o^)/
その他の班も良く考えられた出し物が続き、
最後の班代表の挨拶では
他の施設の生活を知りたかった、
キャンプに来てよかった、
こんなに仲良くなれるなんて驚いた、
来年はスタッフで参加したい、
と堂々とした意見がだされました。
あっという間に3日目。
朝から既に名残おしい、別れたくない…というムードが漂っています。
最後のワークは、キャンプでの発見などを
まとめます。
ここでも高校生たちの嬉しい感想がきけて
いいキャンプだったな〜とふりかえりました。
3班はこんなふうに出来上がりました(;_;)☆
いよいよ別れの時。
それぞれの地域へ帰っていきます。
涙なみだの別れとなりました。
みんなにいいところがたくさんあり、
高校生の力を感じました。
次回は企画から高校生も一緒にできればな…と感じました。
それぞれの生活に戻り、
いろんなことを感じながら
幸せに生きていって欲しいと
思います。
その為にできることをしていこう!と決意を新たにするキャンプでした。
こどもっとの皆さま、
朝日厚生文化事業団の皆さま、
そして、参加してくれた高校生の皆さま
ありがとうございました(@^^)/~~~
感動!!ピアキャンプへ行ってきました!!〜前編〜
- 2010.09.26 Sunday
- 12:32
先週の18日(土)〜20日(月)、
二泊三日でピアキャンプへ行ってきました!
東京からは、
スタッフ2名(Mっち、咲)と高校生3名。
出発の東京駅では構内放送を使うという波乱もありましたが
無事新富士に到着。
他府県からの高校生、スタッフたちと合流して
朝霧研修センターに到着☆
高校生24名、スタッフも入れて合計40名を超える大人数でのキャンプです。
初日は、各班に分かれて
夕食にカレーを野外炊飯しました。
私は3班に配属(*^^)v
3班は元気いっぱいの女の子2名(後に元気ーズと名付けられる☆)、
お世辞なしにイケメンの男の子4名(後にイケメンズと名付けられる☆)、
鳥取レインボーズのスタッフせとっち(後にリーダーと呼ばれる)、
キャンプ協会のいもっちの9名でした。
カレーは驚くほどの手際で作られていきます。
元気ーズが薪を割り、
イケケンズが野菜を切り、
あっという間に完成しました!
美味しかった〜(;_;)☆
そして、ワークショップをしました。
「一年後どんなことをしているか」をそれぞれ考えて
班で共有しました。
進学したい、仕事を頑張りたい、今の生活を維持したい…
それぞれの思いをきけて
しっかり考えてるんだなぁと、
距離が近くなったような思いでした(*^_^*)
二日目は、班で計画した活動をしました。
私たちは、あえてのウォーキングで陣馬の滝を見に行くことに。
途中、生活の様子など話しながらひたすら歩きます。
感動の到着!
滝から流れる水は氷水みたいにつめたかったです!
そして、なんと!滝の裏側に行けるとのことで
高校生有志と25歳永野ははだしで必死に岩場を登りました。
裏から見る滝は壮大で
感動でした☆
高校生たちもとっても楽しんでいて
これまた感動。
このころからだんだん打ち解けてきて
3班も団結してきました。
約5時間歩き、研修センターに到着!
くたくたのスタッフ…
まだまだ元気な高校生たち…
後半へ続く☆
二泊三日でピアキャンプへ行ってきました!
東京からは、
スタッフ2名(Mっち、咲)と高校生3名。
出発の東京駅では構内放送を使うという波乱もありましたが
無事新富士に到着。
他府県からの高校生、スタッフたちと合流して
朝霧研修センターに到着☆
高校生24名、スタッフも入れて合計40名を超える大人数でのキャンプです。
初日は、各班に分かれて
夕食にカレーを野外炊飯しました。
私は3班に配属(*^^)v
3班は元気いっぱいの女の子2名(後に元気ーズと名付けられる☆)、
お世辞なしにイケメンの男の子4名(後にイケメンズと名付けられる☆)、
鳥取レインボーズのスタッフせとっち(後にリーダーと呼ばれる)、
キャンプ協会のいもっちの9名でした。
カレーは驚くほどの手際で作られていきます。
元気ーズが薪を割り、
イケケンズが野菜を切り、
あっという間に完成しました!
美味しかった〜(;_;)☆
そして、ワークショップをしました。
「一年後どんなことをしているか」をそれぞれ考えて
班で共有しました。
進学したい、仕事を頑張りたい、今の生活を維持したい…
それぞれの思いをきけて
しっかり考えてるんだなぁと、
距離が近くなったような思いでした(*^_^*)
二日目は、班で計画した活動をしました。
私たちは、あえてのウォーキングで陣馬の滝を見に行くことに。
途中、生活の様子など話しながらひたすら歩きます。
感動の到着!
滝から流れる水は氷水みたいにつめたかったです!
そして、なんと!滝の裏側に行けるとのことで
高校生有志と25歳永野ははだしで必死に岩場を登りました。
裏から見る滝は壮大で
感動でした☆
高校生たちもとっても楽しんでいて
これまた感動。
このころからだんだん打ち解けてきて
3班も団結してきました。
約5時間歩き、研修センターに到着!
くたくたのスタッフ…
まだまだ元気な高校生たち…
後半へ続く☆
♪今年もharmonizeさんからご寄付を頂きました♪ありがとうございます♪
- 2010.09.25 Saturday
- 09:46
急に寒くなりましたね。
みなさま、風邪など引かれてはいませんか??
我が家は先週から息子の結希の高熱が続きとても心配でしたが、
木曜に耳から膿が出、昨日熱が下がり、発疹が出て安心しました。
「突発性発疹」に罹り、「中耳炎」にもなってしまったようです。
中耳炎はくせになりやすいそうで、お薬をしっかり飲み、
今朝もパパと病院に出掛けました。
ぐったりした結希を見ていると、
普段の健康がとてもありがたく感じました。
(ご心配くださったみなさま、
ありがとうございました!)
みなさまもどうぞご自愛ください☆
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆,。・:*:・★
さて、ご報告が約1ヶ月越しになってしまい、
大変申し訳ございません。
昨年に続き、市民楽団harmonizeさんが
チャリティーコンサートで集まったご厚意を
全額ご寄付くださいました!
ご寄付の総額は
171,809円です!!
お一人お一人のお気持ちがこもったご寄付を糧に、
今後も社会的養護のよりよい充実を目指し、邁進したい所存です。
harmonizeの皆様・コンサートにご来場くださった皆様、
温かなお心遣いを賜り、誠にありがとうございます。
また、harmonizeを主宰されている藤井和夫さんには、
いつも楽団員の方や日向ぼっこにご関心をお寄せ頂いている方を
ご紹介頂き、とても感謝しています。
社会的養護の下での育ちを多くの方々にご理解頂く為には、
やはりお一人お一人に直接お知り頂くことが肝要です。
(と言いつつ、TVなどをご覧頂きメールをくださった方に
お返事が出来ておらず申し訳ございません)
施設や里親家庭で生活する子どもたちが生きやすくなるように、
今後も出来る取り組みを頑張っていきたいです。
みなさま、風邪など引かれてはいませんか??
我が家は先週から息子の結希の高熱が続きとても心配でしたが、
木曜に耳から膿が出、昨日熱が下がり、発疹が出て安心しました。
「突発性発疹」に罹り、「中耳炎」にもなってしまったようです。
中耳炎はくせになりやすいそうで、お薬をしっかり飲み、
今朝もパパと病院に出掛けました。
ぐったりした結希を見ていると、
普段の健康がとてもありがたく感じました。
(ご心配くださったみなさま、
ありがとうございました!)
みなさまもどうぞご自愛ください☆
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆,。・:*:・★
さて、ご報告が約1ヶ月越しになってしまい、
大変申し訳ございません。
昨年に続き、市民楽団harmonizeさんが
チャリティーコンサートで集まったご厚意を
全額ご寄付くださいました!
ご寄付の総額は
171,809円です!!
お一人お一人のお気持ちがこもったご寄付を糧に、
今後も社会的養護のよりよい充実を目指し、邁進したい所存です。
harmonizeの皆様・コンサートにご来場くださった皆様、
温かなお心遣いを賜り、誠にありがとうございます。
また、harmonizeを主宰されている藤井和夫さんには、
いつも楽団員の方や日向ぼっこにご関心をお寄せ頂いている方を
ご紹介頂き、とても感謝しています。
社会的養護の下での育ちを多くの方々にご理解頂く為には、
やはりお一人お一人に直接お知り頂くことが肝要です。
(と言いつつ、TVなどをご覧頂きメールをくださった方に
お返事が出来ておらず申し訳ございません)
施設や里親家庭で生活する子どもたちが生きやすくなるように、
今後も出来る取り組みを頑張っていきたいです。
☆第1回育ち・育てに関する勉強会を開催しました☆
- 2010.09.21 Tuesday
- 17:42
毎日があっという間で、すっかりご報告が遅くなってしまいました。
9月10日(金)に開催した第1回育ち・育てに関する勉強会のご報告です☆
「自分の気持ちをどんなサインにしていた?」
というテーマを持った第1回でしたが、
まずは育てノートのことから、
ご自身の育ちや受けた援助のことで話が持ち切りで、
第1回のテーマはまさに「自らの育ちに関して」でした。
テーマに添っていなかったとは言え、
育ちに関して色々な話し合いが出来たことは、
今後に活かせていけそうです。
詳しくは、社会的養護における育ち・育てを考える研究会での
発表用に纏めた下記をご高覧ください。
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆,。・:*:・★
1.開催の詳細
開催日:平成22年9月10日(金)16〜19時
参加者:社会的養護の当事者の方5名・社会的養護の関係者の方4名
2.議事録(一部抜粋)
1)育てノートに関して
「(このようなノートの存在が)嬉しい」
「自分の生い立ちに関しては特に大切に扱って欲しい。養育者の主観でぶれが生じないよう、子ども・養育者の言葉や表情はそのまま書いて欲しい」
「生い立ち(=自分のルーツ)がわからないことによって苦しい思いをしていた。そのことが改善して欲しい」
「育てノートを書くことが養育者の義務感になり、監視的にならないで欲しい」
「『かけがえのない大切なあなたへ』とあるが、育てノートは開示されないのであれば、『かけがえのない大切なあなたを育むために』などの副題の方がよいのでは」
「記録の開示が前提になるとバイアスが生じてしまうだろうから、まずは開示がないことを前提にし、養育の連続性を保障することを目指すだけでも意義があるのでは」
「育てノートでの記録もきちんと一業務として徹底して欲しい」
「紛失したり、協力的ではない機関があってもパーマネンシーを保障できるように、リング式にするなど工夫して欲しい」
「枠にとらわれず、必要なことや書きたいことが存分に書けるように工夫して欲しい」
2)生い立ちの整理・アフターケアに関して
「どんな真実でも早い段階で教えてフォローして欲しかった−支えになる人がいるかどうかも肝心」
「(記録を偶然見てしまった時)生い立ちや実親に関して隠されていたことにショックだった」
「どんな内容でも、手紙や記録を勝手に処分して欲しくなかった」
「中身のあるアフターケアをして欲しかった(例:愚痴や悩みを聴いてくれる・施設に帰れる場所が用意されている−それらが保障され、安定していった)」
「在所中にアルバイトをしたかった」
「自発的に何かをする能力を制限された」
「上級生からのしごきや職員の無関心で、入所中から未来に絶望していた」
3.今後の「育ち」・「育て」に関する勉強会の展望
1)毎月サブテーマを持った勉強会を開催する
予定:
10月24日(日)14〜16時「当事者の方も当事者ではない方も質問し合いましょう」
11月14日(日)14〜16時「社会的養護を受けている子どもが学校で安心・安全に生活するには」
2)平成23年2月・6月にそれぞれ、フォーラム・研究会で当事者主体の発表の機会を持つ
2月:ボランタリーフォーラム2011「育ちのナショナルミニマム」
6月:養護問題研究会「テーマ未定」
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆,。・:*:・★
社会的養護における育ち・育てを考える研究会への
参加報告も追ってさせて頂きます(@^^)/~~~
9月10日(金)に開催した第1回育ち・育てに関する勉強会のご報告です☆
「自分の気持ちをどんなサインにしていた?」
というテーマを持った第1回でしたが、
まずは育てノートのことから、
ご自身の育ちや受けた援助のことで話が持ち切りで、
第1回のテーマはまさに「自らの育ちに関して」でした。
テーマに添っていなかったとは言え、
育ちに関して色々な話し合いが出来たことは、
今後に活かせていけそうです。
詳しくは、社会的養護における育ち・育てを考える研究会での
発表用に纏めた下記をご高覧ください。
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆,。・:*:・★
1.開催の詳細
開催日:平成22年9月10日(金)16〜19時
参加者:社会的養護の当事者の方5名・社会的養護の関係者の方4名
2.議事録(一部抜粋)
1)育てノートに関して
「(このようなノートの存在が)嬉しい」
「自分の生い立ちに関しては特に大切に扱って欲しい。養育者の主観でぶれが生じないよう、子ども・養育者の言葉や表情はそのまま書いて欲しい」
「生い立ち(=自分のルーツ)がわからないことによって苦しい思いをしていた。そのことが改善して欲しい」
「育てノートを書くことが養育者の義務感になり、監視的にならないで欲しい」
「『かけがえのない大切なあなたへ』とあるが、育てノートは開示されないのであれば、『かけがえのない大切なあなたを育むために』などの副題の方がよいのでは」
「記録の開示が前提になるとバイアスが生じてしまうだろうから、まずは開示がないことを前提にし、養育の連続性を保障することを目指すだけでも意義があるのでは」
「育てノートでの記録もきちんと一業務として徹底して欲しい」
「紛失したり、協力的ではない機関があってもパーマネンシーを保障できるように、リング式にするなど工夫して欲しい」
「枠にとらわれず、必要なことや書きたいことが存分に書けるように工夫して欲しい」
2)生い立ちの整理・アフターケアに関して
「どんな真実でも早い段階で教えてフォローして欲しかった−支えになる人がいるかどうかも肝心」
「(記録を偶然見てしまった時)生い立ちや実親に関して隠されていたことにショックだった」
「どんな内容でも、手紙や記録を勝手に処分して欲しくなかった」
「中身のあるアフターケアをして欲しかった(例:愚痴や悩みを聴いてくれる・施設に帰れる場所が用意されている−それらが保障され、安定していった)」
「在所中にアルバイトをしたかった」
「自発的に何かをする能力を制限された」
「上級生からのしごきや職員の無関心で、入所中から未来に絶望していた」
3.今後の「育ち」・「育て」に関する勉強会の展望
1)毎月サブテーマを持った勉強会を開催する
予定:
10月24日(日)14〜16時「当事者の方も当事者ではない方も質問し合いましょう」
11月14日(日)14〜16時「社会的養護を受けている子どもが学校で安心・安全に生活するには」
2)平成23年2月・6月にそれぞれ、フォーラム・研究会で当事者主体の発表の機会を持つ
2月:ボランタリーフォーラム2011「育ちのナショナルミニマム」
6月:養護問題研究会「テーマ未定」
☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。・:*:・゜☆,。・:*:・★
社会的養護における育ち・育てを考える研究会への
参加報告も追ってさせて頂きます(@^^)/~~~
子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会&パレード2010
- 2010.09.17 Friday
- 14:44
先日、ついに最後の運営会議が終了し、後は本番に向けて各セクションが全力で頑張るのみとなりました。
出演 VOXRAY 小林洋平 林良 中川あゆみ
MC 大谷秀一郎 (敬称略)
(写真は前年のものです)
今年は、アーティストの方たちによる演奏に加え、白梅学園短期大学の学生さんによる「どうしたら虐待は防げるか」についての研究発表が行なわれます。
また、「私達に何が出来るか」を考えていただく「参加型集会」の実現の象徴として、ロビー入り口中央に「決意と希望のツリー」を作り、そこに集会に参加していただいた皆様の決意や感想をまさにお言「葉」にしていただいてツリーに貼り付け、モニュメントを完成させます!
(ツリーは車に乗せられ、皆様と一緒に常盤橋公園までパレード致します)
10月10日、13時30分、日比谷公会堂に是非お集まり下さい!
(☆詳細はオレンジリボン運動公式サイトをご覧ください☆
※チラシやプレスリリースに詳細の記載があります※)
出演 VOXRAY 小林洋平 林良 中川あゆみ
MC 大谷秀一郎 (敬称略)
(写真は前年のものです)
今年は、アーティストの方たちによる演奏に加え、白梅学園短期大学の学生さんによる「どうしたら虐待は防げるか」についての研究発表が行なわれます。
また、「私達に何が出来るか」を考えていただく「参加型集会」の実現の象徴として、ロビー入り口中央に「決意と希望のツリー」を作り、そこに集会に参加していただいた皆様の決意や感想をまさにお言「葉」にしていただいてツリーに貼り付け、モニュメントを完成させます!
(ツリーは車に乗せられ、皆様と一緒に常盤橋公園までパレード致します)
10月10日、13時30分、日比谷公会堂に是非お集まり下さい!
(☆詳細はオレンジリボン運動公式サイトをご覧ください☆
※チラシやプレスリリースに詳細の記載があります※)
☆サロンがドンドンキレイになっていきます☆
- 2010.09.16 Thursday
- 16:12
月曜日は普段から大変お世話になっている、ご近所のKさんがお掃除のボランティアをしてくださいました☆
今回は、ガス台など、普段、自分たちではなかなか手が回らないところと綺麗にしてくださいました。
ガス台はこれを機に、汚くなっていたシート類も新調し、物凄くピカピカにです。
Kさん、ありがとうございます!
このピカピカな状態をできるだけ維持できるように頑張りたいと思います(^^)
最近は、僕の体型も気になってきたので、油もの料理を作るのを控えようかな〜(笑)
ドンドンキレイになっていくサロン☆
私物などを置かれている方は、
これを機にサロンの整理整頓にご協力ください((ヾ(。^ω^)ノ☆゚+.
今回は、ガス台など、普段、自分たちではなかなか手が回らないところと綺麗にしてくださいました。
ガス台はこれを機に、汚くなっていたシート類も新調し、物凄くピカピカにです。
Kさん、ありがとうございます!
このピカピカな状態をできるだけ維持できるように頑張りたいと思います(^^)
最近は、僕の体型も気になってきたので、油もの料理を作るのを控えようかな〜(笑)
ドンドンキレイになっていくサロン☆
私物などを置かれている方は、
これを機にサロンの整理整頓にご協力ください((ヾ(。^ω^)ノ☆゚+.
ゆく夏を惜しんで花火をしました!
- 2010.09.14 Tuesday
- 16:09
先日、毎年恒例(?)の花火をしました(^^)
普段はなかなか花火はできないので、みんな笑顔で楽しくやりました。せんこう花火で誰が最後まで生き残るかを競った時は、いつも僕のせんこう花火は真っ先に地面に落ちていました(;;)(笑)
非常に悔しかったのでリベンジしたいと思います。やっぱり花火は夏を感じることのできるイベントだと改めて感じました(^^)とても楽しい時を過ごせました。近いうちにまたやりたいです(^^)
普段はなかなか花火はできないので、みんな笑顔で楽しくやりました。せんこう花火で誰が最後まで生き残るかを競った時は、いつも僕のせんこう花火は真っ先に地面に落ちていました(;;)(笑)
非常に悔しかったのでリベンジしたいと思います。やっぱり花火は夏を感じることのできるイベントだと改めて感じました(^^)とても楽しい時を過ごせました。近いうちにまたやりたいです(^^)
11月4日に地域子育て研修会があります!
- 2010.09.13 Monday
- 13:50
11月4日(木)に地域子育て研修会「母と子の愛着の絆、子供と親を虐待から守ろう]が東京都日野市のひの煉瓦ホール(日野市役所となり)であります。時間は開場時間が13時半からです。開演時間が14時〜16時半となっております。入場料は無料で事前申し込みも不要となっています。
講師は東京福祉大学名誉教授 ヘネシー澄子氏です。『昭和12年横浜生まれ。昭和49年米国に移住しアジア太平洋人精神保健センターを創立。所長としてPTSD患者の治療を主にするセラピストを養成し活躍する。平成16年3月帰米、現在コロラド州に在住し日本の児童福祉に携わる人達の研修を日・米両国で行っている。平成17年4月より東京福祉大学名誉教授を務める。著書に「子を愛せない母・母を拒否する子」、「気になる子 理解できる ケアできる」(共に学習研究社)』
主催
東京都八王子児童相談所
共催
東京都立川児童相談所、東京都多摩児童相談所、東京都小平児童相談 所、八王子市、日野市、町田市
後援
子どもの虐待防止市民ネット・ワーク「多摩」、NPO法人こども福祉研 究所・はちおうじ、里親ひろば・ほいっぷ八王子、NPO法人社会的養護 の当事者推進団体・日向ぼっこ
【問い合わせ】
東京都八王子児童相談所 担当 溝呂木・鳥畑
電話:042−624−1141
FAX:042−624−3865
日向ぼっこも後援団体なので、是非、お時間がある方は、足を運んで頂けると幸いです。
講師は東京福祉大学名誉教授 ヘネシー澄子氏です。『昭和12年横浜生まれ。昭和49年米国に移住しアジア太平洋人精神保健センターを創立。所長としてPTSD患者の治療を主にするセラピストを養成し活躍する。平成16年3月帰米、現在コロラド州に在住し日本の児童福祉に携わる人達の研修を日・米両国で行っている。平成17年4月より東京福祉大学名誉教授を務める。著書に「子を愛せない母・母を拒否する子」、「気になる子 理解できる ケアできる」(共に学習研究社)』
主催
東京都八王子児童相談所
共催
東京都立川児童相談所、東京都多摩児童相談所、東京都小平児童相談 所、八王子市、日野市、町田市
後援
子どもの虐待防止市民ネット・ワーク「多摩」、NPO法人こども福祉研 究所・はちおうじ、里親ひろば・ほいっぷ八王子、NPO法人社会的養護 の当事者推進団体・日向ぼっこ
【問い合わせ】
東京都八王子児童相談所 担当 溝呂木・鳥畑
電話:042−624−1141
FAX:042−624−3865
日向ぼっこも後援団体なので、是非、お時間がある方は、足を運んで頂けると幸いです。
児童養護施設訪問
- 2010.09.10 Friday
- 14:59
夏と言えばお祭り。
東京から向う事数時間、千葉にある児童養護施設へ到着。
辺りは薄暗くなり、提灯の明かりが施設の中庭をよりいっそう楽しい雰囲気に変えている。
初めて訪れた場所だった。
が、VOXRAYを知っている男の子が一人居た。
実は以前、近隣の児童養護施設に訪問した際に私達を観たのだそうだ。
施設同士の交流は昔もあったのだろうけれど、サッカー大会や野球大会、ドッヂボール大会、卓球大会と競い合う物ばかりで、他の施設の情報を得られる程の交流ではなかった。
しかしお楽しみ会等での交流であれば、生活している施設や子ども達の様子が多少なりともわかりやすいと思うし、楽しく交流が出来そうな気がする。
そう言った意味で施設同士の交流をしたらいいのになぁと思う。
1泊2日ぐらいで他施設へ泊まりに行くようなイベントも面白いと思うんだけど、これは難しいか・・・
男の子は恥ずかしそうに私達を控え室へ案内してくれた。
控え室に用意されていた出店の料理を美味しく頂き、Live前の腹ごしらえをさせて頂いた。
ステージに向うと地元の方達の盆踊りが行なわれていた。
ご年配達に混じって、中学生ぐらいの男の子達や女の子が一緒に踊っている姿を観て、初(うぶ)で可愛いなぁと思っていた。
VOXRAYのライブ前に音響リハーサルをさせて頂いた。
がしかし、ここでトラブル。
施設で使用している機材が故障してしまい音が出ない状況に!!
色々と試行錯誤してみるが、すぐには難しく、急遽VOXRAYの音響機材を使用。
私達の持っている機材よりも出力の大きい機材だったので、利用出来ればと思っていたが、
緊急なので仕方が無い。
15分程遅れてステージ開始。
短い時間だったが、子ども達、職員の方達、近隣の方達に喜んでもらえたのではないかと思う。
※ステージの時間を大幅に遅らせてしまい申し訳ありませんでした。
お詫び申し上げます。
Live後に舞台袖で機材を片付けていると、子ども達が寄ってきてサインを求めてくれた。
快く承知し、一緒に写真を撮ったり、握手をしたりと子ども達の触れ合いをさせて頂いた。
18歳の女の子が「就職後に専門学校に行く」と話してくれた。
自分でお金をしっかり稼いでから、自分のやりたい事をするために学校へ行くなんて事をしっかりと考えている事に驚いた。
普通の一般家庭で暮らしていたら、大学、専門学校の学費は親が出すのが当たり前のような時代に高校卒業後に就職して学費を稼ぐなんていう考えはあまり浮かばないのではないだろうか?
児童養護施設だからの苦労でもあるし、強さでもある気がした。
実現出来るように自分自身でも頑張って欲しいし、職員の方達もフォローをしてもらえたら良いと思った。
私が直接何か出来るわけではないが、夢を実現出来るように応援したい。
東京から向う事数時間、千葉にある児童養護施設へ到着。
辺りは薄暗くなり、提灯の明かりが施設の中庭をよりいっそう楽しい雰囲気に変えている。
初めて訪れた場所だった。
が、VOXRAYを知っている男の子が一人居た。
実は以前、近隣の児童養護施設に訪問した際に私達を観たのだそうだ。
施設同士の交流は昔もあったのだろうけれど、サッカー大会や野球大会、ドッヂボール大会、卓球大会と競い合う物ばかりで、他の施設の情報を得られる程の交流ではなかった。
しかしお楽しみ会等での交流であれば、生活している施設や子ども達の様子が多少なりともわかりやすいと思うし、楽しく交流が出来そうな気がする。
そう言った意味で施設同士の交流をしたらいいのになぁと思う。
1泊2日ぐらいで他施設へ泊まりに行くようなイベントも面白いと思うんだけど、これは難しいか・・・
男の子は恥ずかしそうに私達を控え室へ案内してくれた。
控え室に用意されていた出店の料理を美味しく頂き、Live前の腹ごしらえをさせて頂いた。
ステージに向うと地元の方達の盆踊りが行なわれていた。
ご年配達に混じって、中学生ぐらいの男の子達や女の子が一緒に踊っている姿を観て、初(うぶ)で可愛いなぁと思っていた。
VOXRAYのライブ前に音響リハーサルをさせて頂いた。
がしかし、ここでトラブル。
施設で使用している機材が故障してしまい音が出ない状況に!!
色々と試行錯誤してみるが、すぐには難しく、急遽VOXRAYの音響機材を使用。
私達の持っている機材よりも出力の大きい機材だったので、利用出来ればと思っていたが、
緊急なので仕方が無い。
15分程遅れてステージ開始。
短い時間だったが、子ども達、職員の方達、近隣の方達に喜んでもらえたのではないかと思う。
※ステージの時間を大幅に遅らせてしまい申し訳ありませんでした。
お詫び申し上げます。
Live後に舞台袖で機材を片付けていると、子ども達が寄ってきてサインを求めてくれた。
快く承知し、一緒に写真を撮ったり、握手をしたりと子ども達の触れ合いをさせて頂いた。
18歳の女の子が「就職後に専門学校に行く」と話してくれた。
自分でお金をしっかり稼いでから、自分のやりたい事をするために学校へ行くなんて事をしっかりと考えている事に驚いた。
普通の一般家庭で暮らしていたら、大学、専門学校の学費は親が出すのが当たり前のような時代に高校卒業後に就職して学費を稼ぐなんていう考えはあまり浮かばないのではないだろうか?
児童養護施設だからの苦労でもあるし、強さでもある気がした。
実現出来るように自分自身でも頑張って欲しいし、職員の方達もフォローをしてもらえたら良いと思った。
私が直接何か出来るわけではないが、夢を実現出来るように応援したい。